精油を自分で作成できないかと、
自作の蒸留器を作成してみました。
水蒸気蒸留機をDIY
自作の水蒸気蒸留機の構造は簡単で、
鍋から出た蒸気をボウルでキャッチ。
パイプを伝わるようにしてから、
銅のなまし菅を螺旋状にしたものを水につける状態にしました。
絵心がヤバ目ですが(笑)こんな構造です。
この銅のなまし管を冷却すれば、
フローラルウォーターとともに精油が取れるという目論見です。
自作の精油蒸留器でヒバ精油抽出チャレンジ
ヒバの葉をゲットしてきたので早速蒸留を試してみます。
IHの鍋に穴の空いた底上げの中敷きを入れ、
ギリギリ水につからない程度に注水。加熱して沸騰させます。
投入した水の量からして、
最大500mlくらいフローラルウォーター+精油が採れる見込みです
お湯が沸騰してくると、じわじわと水蒸気がパイプを伝わり、
なまし菅の先端の口からポタリポタリと液が採取できました。
ヒバの香りもしています。
冷却用の水もどんどん温度が上がっていくので、
定期的に水の入れ替えが必要です。
結構手間がかかります。
そうこうして、
1時間もしないうちに全ての水が蒸発して蒸留終了です。
葉っぱもだいぶ色が抜けました。
肝心の精油が採取できているか、
蒸留した液体の上澄を確認します。
精油が採取できていれば油が上積みにあるはずです。
精油抽出結果は...残念
結果は残念!
精油は採取できませんでした。
ただ、ヒバの香りがするフローラルウォーターは採取できました。
ヒバの葉は見るからに油分が多く、
わずかばかりでも精油が採取できると期待していたのですが、
残念な結果になりました。
精油抽出は失敗したけど良い学びになりました
今回失敗したとはいえ、
いかに精油を採取することが手間のかかるものかを体感したので良い経験です。
10mlでも1,000〜1,500円くらいして決して精油は安くないですが納得です。
自作の蒸留器の作りが甘かったのかもしれませんので、
リカロマなど本格的な蒸留器を導入しても良いかなと思いました。
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