AEAJ検定対策 – ジュニパーベリー(Juniper Berry)

ジュニパーベリーの精油について動画解説してみました。

ジュニパーベリー植物について

北半球の乾燥した丘陵地帯に育つ常緑の針葉樹です。

地理的な相違によって変異しやすく多くの栽培品種があります。
球果は松脂に似た苦味のある臭気があり
古くから洋酒のジンの香りづけに用いられていることは有名。

ジュニパーベリー植物データ

原料植物名	コモンジュニパー
別名	セイヨウネズ、トショウ
科名	ヒノキ科
学名	Juniperus communis（ジュニペラス・コミュニス）
主な産地	アルバニア、インド、フランス、ブルガリア

余談ですが、日本でもジュニパーベリーは栽培できるそうで、
地ビールならぬ、地ジン（クラフトジン）の開発のために
栽培している農家もあるようです。

ジュニパーベリー精油データ

ジュニパーベリーの精油の色は紫色の果実からは意外の「透明」です。
精油の摘出方法は「水蒸気蒸留法」です。

主な抽出部位	球果
精油抽出法	水蒸気蒸留法
成分の一例	αアルファー-ピネン・サビネン・ミルセン・テルピネン-４よん-オール・カンフェン

ジュニパーベリー精油について

• 軽くウッディーで、さっぱりとした爽やかな香りです。
• 森林を思わすスーとした爽やかな香りのαアルファー-ピネンと、
  ウッディ感のあるミルセンという成分が香りを特徴づけます。

健康に関して

• １分間のジュニパーベリー精油の芳香浴後、
  まず副交感神経が活性化しその後交感神経が活性化したという報告がある。
• 気分転換やリフレッシュをしたいときに用いられる

美容に関して

• 収れん作用が期待できる為オイリー肌のスキンケアに取り入れるとよい
• 発汗作用や浄化作用があるとされている
• スッキリしたいときに沐浴法に用いられる

ジュニパーベリー研究データ

ジュニパーベリー精油の抗微生物活性を調査したところ、
カンジタ菌、MRSAの増殖を抑制することが確認された。

細菌の増殖抑制は「抗菌作用」と呼ばれます。
精油の作用の一つです。

ジュニパーベリー精油の利用方法

ジュニパーベリーの精油はオールマイティに利用可能です。

芳香浴法	○
沐浴法	○
吸入法	○
湿布法	○
トリートメント法	○
手作り化粧品	○

ジュニパーベリーの精油の相場価格

ジュニパーベリーの精油の相場価格は10mlあたり大体3,000円程度です。
他の精油が1,500円〜2,000円ほどですので少々高価な精油といえます。

AEAJ検定対策おすすめ教材

アロマ検定対策には公式テキストでの学習が一番効率的ですので
是非とも入手しておきましょう

香りのテキストで用いられる精油も検定に対応したセットが出てますので利用してみてください。
ジュニパーベリーはエッセンシャルオイル入門のAセットに入っています。

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